Dec 01, 2009
若い体がんの進行が早い
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[フランクフルト 3日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は3日、ユーロ圏のインフレ率が一段と高進する公算が大きく、年内の大半を通じECBの目標を上回って推移する可能性があるとしつつも、中期的物価安定を脅かしていない、との見解を示した。
ECBはこの日の理事会で、主要政策金利を過去最低の1.00%に据え置いた。据え置きは21カ月連続で、エコノミストの予想通り。下限金利の中銀預金金利は0.25%に、上限の限界貸出金利は1.75%にそれぞれ据え置いた。
トリシェ総裁は理事会後の会見で「われわれは引き続き、全般的なインフレに対する短期的な上方圧力を示す証拠を確認している。エネルギー・商品価格の上昇が主因だ」と指摘。インフレ率は2011年の大半を通じ2%を上回って推移する見込み、と述べた。
そのうえで「これは現時点で、政策に関連した見通しにおいて、物価動向が引き続き物価安定に沿った水準にとどまるというわれわれの見方に影響していない。同時に、状況を非常に注意深く監視していくことが正当化される」と語った。
また、リスクが上向きに動く可能性がある、と話した。
トリシェ総裁がインフレ期待は引き続きしっかりと抑制されているとの見方を示したことを受け、ユーロは対ドルで一段安となった。
GFTの為替リサーチ・ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「根底にあるメッセージは、近い将来利上げの必要はないということだ」と指摘した。
総裁は「われわれの見方や判断は、前月にかなり沿った内容」と述べた。総裁は前回1月の会見では、総裁はインフレリスクに対するトーンを強め、物価動向に関する中期的な見通しへのリスクは依然としておおむね均衡しているとしたうえで、上向きに動く可能性があると指摘していた。
総裁は「金融市場の機能が改善している兆候が見られる」とも発言。最近の金融市場の改善を受けて、ECBが銀行に対する一連の流動性支援策の縮小プロセスを再開する可能性があるとの見方が高まった。ECBは昨年末の債券市場における緊張の高まりを受け、援策の解除計画に関し、変更を余儀なくされていた。
ただ、依然として問題が残っていることも認めており、無制限の1週間物の資金供給に関しては、継続されるとみられている。
総裁はまた、ECBの国債買い入れプログラムは「継続している」と述べた。ECBは、証券市場プログラム(SMP)による債券買い入れ額が前週ゼロだったことを明らかにしている。買い入れがなかったのは昨年10月以来初めて。
さらに、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)については「できる限り柔軟かつ効果的」であるべき、と語った。
総裁は前月、金融危機が深刻化する直前にECBが利上げを行った事実に言及したが、今回は言及がなかったとアナリストは指摘した。
ダンスク銀行のアナリスト、アンダース・モーラー・ヨルゲンセン氏は「総裁は、早期利上げ観測をやや後退させた。(ECBの)理事会前は、市場は8月の利上げを織り込んでいたが、理事会後は9月に後退している」と述べた。
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